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2006年 10月 31日
今日はハロウィーンだったけど、特に何の予定もなくお仕事。そういえば、渡米一年目はちゃんと仮装もしてパーティーにも参加し、大酒を飲みながら結構盛り上がった。でも、二年目からはおとなしく、街を歩く人たちの仮装を見物して楽しむ程度。実はお祭り好きなので、うずうずしてくるところも少しはあったりするのだけど。。
Jくんには今日は仮装してラボに現れるように指示しておいたんだけど、びびったのか昼間は素のままだった。でも、夜にはちゃんとあのバーガー・キングの“キング”になって登場してくれた(笑)。さすがはアメリカン。今日は初めて彼を褒めてやったような気がする。 さて、僕の進めているプロジェクトの一つが、お隣のFNさんの専門分野に片足を突っ込み始めた。ということで、お忙しいところをつかまえて、いくつかデータを見ていただきながらいろいろとご意見を伺った。いやはや、大変に勉強になった。そして、濃密なディスカッションの過程で、とても興味深い新たな方向性を見いだすこともできた。いくら論文を読んで勉強したとしても、人から得られるものには遥かに及ばない。頭の中が、思いきり活性化されてしまった。今日はハロウィーンだったっけ、そんなことはもうどうでもよくなってしまった。 ![]() ■
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by maplefly
| 2006-10-31 23:59
| 研究/日常
2006年 10月 30日
午後1時から、ミンミンが担当のラボミーティング。ディスカッション中、ボスや他のポスドク達の意見に対して、今日はなぜかいちいち強く反論してしまった。みんながいろいろと理屈でモノを言っている内容に対して、その表現型をいつも顕微鏡で観ている僕にはどうしても納得がいかなかったのだ。しまいには、「これはこれこれこういうことなのだ」とボスが断定した内容に対して、「We never know」と横やりを入れる始末。別に腹が立っていたわけでもなんでもなく、本当にそう思っただけなのだ。ボスは苦笑いしてたけど、まぁ、たまにはこういうのもいいでしょ。。
とは言いつつも、やはり少し気になったので、ミーティング終了後にルイルイに「オレちょっとアグレッシブ過ぎたかな?」と聞いてみた。すると、「みんなそれぞれの意見があっていいんじゃないの?あんたの言いたいことはよく分かったよ」と言われた。ルイルイは思ったことを正直に包み隠さずしゃべる人なので、それを聞いて少しホッとした。 その後は、ボスのグラント書きの手伝いで日中の残りの全てを費やすこととなった。驚いたことに、ボスの申請書の細部へのこだわりは異常なほどだった。figureに使う写真等についても、かなり細かい所でダメ出しをくらいまくった。これほどまでに気を遣うものなのか、という意味では勉強になった。夕方になって、ボスが中華料理のテイクアウトをおごってくれたので、同じく手伝っているアヒルちゃん、秘書さんと共にいただく。食べながら、グラントを穫るのがいかに難しくなってきているか、等の話を聞く。ボスは今朝は3時から仕事していたらしく、10時ごろにはかなりお疲れのご様子。一方の僕も寝不足がたたって本当にフラフラしてきた。ということで、また明日。。 ■
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by maplefly
| 2006-10-30 23:59
| 研究/日常
2006年 10月 29日
昨晩は2時過ぎに就寝、久々に十分な睡眠をとった。朝方、インド人ポスドクのガオちゃんが夢に出てきて、2000万円近くもするバイオリン(架空)をラボに持ってきて嬉しそうに自慢していた。バイオリンなのになぜかケーブルが付いていて、「ケーブルだけで200万円もしたんだよ」と言っていた。それからケーブル内の電気抵抗のことなどを一通り説明した後、「だから全システム内のJNK活性が強く上昇するんだ。でも、Bsk(ショウジョウバエのJNKホモログ)のドミナントネガティブを共発現しているから大丈夫なんだよ」と真顔で説明してくれた(ガオちゃんはこの手のジョークが大好き)。それを聞いて思わず吹き出してしまった・・と同時に、目が覚めた。そういえば、つい最近も自分の笑い声で目が覚めた気がする。ちょっとやばいな。。
起き上がって時計を見たら9時前だった。少ししてから、パソコンの時計を見て実は1時間早かったことに気づく。そう、今日から冬時間が始まったのだ。日曜日に余分な1時間を貰えるのは、とても得した気分だ。 ゆっくりと朝食をとってから、ラボに行ってハエ仕事。午後2時ごろに一旦仕事を切り上げ、アパートに戻る。昼飯を食べた後、今はNIHにいるSKに久々に電話。仕事の話から映画の話まで、2時間近くも話し込んでしまった。エマさんはcutest actress I’ve ever seenだと教えてあげたら、Science of Sleepは死んでも観ると言っていた。そのあとすぐに「ところでジェシカ・アルバはどうなったんだ?」と突っ込まれたけど・・いやいや、ジェシカとエマさんはmutually exclusiveなんです(笑)。 相変わらずのダメダメ英語ではあるけど、こんな長電話を何も考えずにできるようになったなんて、渡米当初のことを考えたらすごい進歩だと思った。 電話の後はついにあの映画。満を持して、エマさん出演の「ma mère」を鑑賞。いや〜、さすがはフランス映画。感想は・・最後はなかなか衝撃的でしたが、それ以外はエマさんしか思い出せません(笑)・・以上です。 ![]() ■
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by maplefly
| 2006-10-29 23:59
| 映画
2006年 10月 28日
久々に夜更かししてしまった今朝は、結局7時前に寝て12時前に起床。昼飯を食べた後、ラボに行ってハエの世話を済ませる。夕方アパートに戻り、ベルギー・ビールを飲みながらジム・ジャームッシュの「Stranger Than Paradise」を鑑賞。
静かに展開するシーンの一つ一つ、そして何でもないストーリーまでもが、心を強く揺さぶる。何も無いようで、すべてがそこに凝縮されている。これは、天才にしか作り出せないと思う。ニューヨークからはるばるクリーブランドまでやってきたウィリーとエディーが交わす言葉が、とても印象的だった。 「What are we doing here?」「I don’t know」 ![]() ****** さて、昨晩は「ma mère」の予告編だけでコロリといってしまったわけだが、今日再びDVDのコンテンツを調べていて驚愕した。なんと、エマさんのインタビュー映像が付いているではないか!素晴らしすぎる。。ということで、今日はインタビュー映像を堪能することに。当然エマさんはフランス語でしゃべるので、僕は字幕を追っていかなくてはいけない。でも、それだと、同時に本人の表情を観るのがきわめて困難。それに、誰かが英語に訳してしまったような内容を読んでも、全く嬉しくない。あぁ、フランス語を勉強したい・・と、生まれて初めて思った。 ![]() ■
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by maplefly
| 2006-10-28 23:59
| 映画
2006年 10月 27日
今日からDepartmentのリトリートなんだけど、事情により今年はラボでお留守番。ということで、午前中にボスの仕事を少し手伝った以外は、ほぼ一日中コンフォーカル・ルームにこもった。
晩飯を食べにアパートに戻ったら、隣の部屋では賑やかにパーティーが行われていた。あぁ、今頃リトリートではみんな楽しく飲んでるんだろうなぁ、と思うと飲まずにはいられなくなり、軽くビールを1本飲んだ。疲れがたまってるのか、それだけで簡単に酔っぱらってしまった。 酔っぱらったまま、先日手に入れたクリストフ・オノレ監督/イザベル・ユペール主演の「ma mère (My Mother)」の予告編を観てみた。もちろん、お目当ては共演のエマ・ドゥ・コーヌのみ。予告編での出番はほんの少しだったけど、エマさんの魅力にまたもや完全にコロリといってしまった。やべ〜、とか独り言をいいながら、予告編を繰り返し鑑賞。この映画、まともに観られる自信がなくなってきた・・ エマさん効果もあって少し頭がクラクラしてきたので、ベッドの上に横になってちょっと休憩・・眠るつもりは全くなかったのだけど、気がついたら2時間半も経っていた。いやはや、週の終盤にはついついこれをやってしまう。慌てて起きて、ラボに向かう。最近はちょっと意識して規則正しい生活を送っていたんだけど、今日は久々に朝までコースをしてしまった。やれやれ...。 ![]() ■
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by maplefly
| 2006-10-27 23:59
| 研究/日常
2006年 10月 26日
いやいや、Jくんネタは尽きません(笑)。あ、愚痴ではないです、念のため。
大学院生のローテーション期間は、たったの3ヶ月。これは、入るラボを決めるためのいわゆるお試し期間でもあるわけで、まぁ、もし“あまり気合いが入らない”と言われても、納得はできる。ただ、僕の感覚からすると、ローテーションで気合いが入らないのなら正式にラボに入ってもやはり同じだと思う。3ヶ月じゃ何もできない、と思うのなら、3年かけても無理だろう。 うちのボスはローテーションでの仕事をCellに載せたんだよ、とJくんに教えてあげたら、彼は苦笑いしてた。彼は特別だろ、なんて思ってるのだろうか。「それならオレはNatureに載せてやるよ」くらいのことを言って欲しかったんだけど。 それ以上はJくんに言う気がしなくなってしまった。当時、ポスドク達がどうやってもクローニングできなかったあの遺伝子を独自の工夫により見事にクローニングしたのは、紛れもないローテーション中の彼だったのだ(注:本人談)。そしてその7年後には、彼が最初にドアをノックしたその教授室の椅子に、彼自身が腰かけることになるのだ。 気合いは人に入れてもらうものではなくて、最初から中に入っているものなのだよ。 ■
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by maplefly
| 2006-10-26 23:59
| 研究/日常
2006年 10月 25日
昨晩、ついに「Marie Antoinette」を観てきた。まさに期待通り。ソフィア・コッポラの世界を、2時間たっぷりと楽しんできた。
マリー・アントワネットの生涯の一部が淡々と描かれるこの作品。もちろん、ストーリー自体に驚きなどない。ただ、ソフィアが表現したかったものが、作品全体に溢れ出ている。シーンの一つ一つ、そして音楽の使い方など、完全にソフィア・コッポラ独自の世界を作り出している。あの若さで、ほんとに凄いことだと思う。ファンならば、それを観ただけですぐに彼女が撮ったフィルムだと分かると思う。 キルスティン・ダンストの演技は、本当に素晴らしかった。男の僕でさえ、感情移入してしまいそうになったくらい。女の人が観たら、感じ方もまた違うのだろうか。そして、ラストがすごくよかった。終わった瞬間に、ソフィアの描きたかった全体像がじわ〜っと見えてくる、そんな感じの作品だった。「Lost In Translation」の時のような“居ても立ってもいられない感”はなかったけど、あの“じわ〜っと感”は何となくジム・ジャームッシュ作品を思い起こさせた。たしかに好き嫌いがはっきりと分かれそうな作品だけど、個人的にはすごく気に入った。時間さえあれば、また観に行きたいくらい。 昨晩は火曜バーゲン(たったの5ドル!)ということもあって、夜10時からの最終上映にもかかわらず観客は10人以上はいたと思う(これを多いと言ってて大丈夫なんだろうか…)。ただ、上映開始間際に僕の真ん前に学生風のギャル5人組が座ってきて、これがうるさくてすごく嫌だった。次回からは思い切って最終ラインぎりぎりまで前に行って座ることにしよう。 ![]() ■
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by maplefly
| 2006-10-25 23:59
| 映画
2006年 10月 24日
今日も午後3時ごろに登場したJくん。その1時間後、ラボの端っこの方から大声で「maplefly、オレもう行かないといけないから!夜中の12時ごろ戻ってきてバージン取りするから!」とほざいてた。みんなにアピール?いやいや、別に構わないんだけど、その間いつも君何してんの・・というか、朝来ようよ。
Jくんが去って行ったあと、隣のラボのHが僕のところに来て、「ヘイ、あの、あんたがいつも教えてるごついの、一体誰やねん?」と聞いてくる。話を聞いてみると、JくんはなぜかいつもHのところに行って僕の居場所や帰ってくる時間などを尋ねているらしい。Jくん、それ、隣のラボだよ。いまだにうちのラボメンバーを覚えてないんだね。ラボミーティング、出とこうよ。 あ、別にJくんに対する文句を言っているわけではありません。あいつ、今時珍しく(?)、素直で素朴でかわいいヤツなんです。 ■
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by maplefly
| 2006-10-24 23:59
| 研究/日常
2006年 10月 23日
昼前、出張中のボスからまたしても電話が。アヒルちゃんの遅さに業を煮やしたボスが、とうとう直接僕にグラント書きの手伝いを頼んできた。くそ〜あひるめ〜。あらかじめ言ってくれるのなら別にいいんだけど、突然は困る。こっちにも一日の計画、一週間の予定というものがあるのだよ!
しょうがなく予定を変更して、染めモノ実験とバージン取り以外はグラント書きに専念。夕方、ラフドラフトを仕上げてボスにメールで送ったら、その5分後に電話がかかってきた。まずは褒め殺された後、リバイスすべき内容をがんがん言われる。いやはや、彼はこういう時だけは異常に対応が早いのだ。 日付が変わる頃にリバイスを仕上げ、再度送り返す。返事が来ないのでとりあえず一安心。ハエの世話とJくんの世話(なんで夜中にしか来ないんだ〜)を済ませた後、ミンミンから質問攻めに合う。はぁ。。溜め息つきたい。 ■
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by maplefly
| 2006-10-23 23:59
| 研究/日常
2006年 10月 22日
先週の金曜日からついに公開となったソフィア・コッポラの「Marie Antoinette(マリー・アントワネット)」。まずはRoger EbertとTC Candlerのレビューをチェックしてみたところ、なんと、どちらにおいても満点の評価が!!もう嬉しくて、思わず両手でガッツポーズしてしまった(仕事の方でガッツポーズしろと言われそうだけど…)。Candlerのレビューに至っては、素晴らしすぎて読みながら何度も鳥肌が立ってしまったほどだった。
![]() もちろん、たとえ最悪のレビューであっても観に行くつもりだったけど、こんな状況となったからにはもう観客が減るまで待てません(元々そんなに多いとも思えないけど…)。ということで、週明けの火曜日(行きつけのシネコンが火曜バーゲン中!)の晩にでも早速行くことにしよう。 ****** 先日こぐまさんが「Kill Bill Vol.2」を観たいと言われていたので、ラボに持って行っておこうと思って部屋で手にとったら・・思わず観たくなってしまって全部観てしまった。週末に観ようと思って積み上げている未鑑賞のDVDが10本以上もあるというのに、すでに何度も繰り返し観たこの映画をまた観てしまう。観る映画の選択って、そんな適当なもんである(僕の場合は)。 しかし、これは本当に完璧な映画だなぁとつくづく思う。この完璧さは、ウマ・サーマンあってこそのものだ。彼女の場合、台詞をしゃべるだけでそれが芸術になってしまう。あの声の魅力に、僕は完全にやられてしまう。そんな女優さん、他にはなかなかいない。 ![]() 今回の新たな発見は、ウマとBBが「Shogun Assassin」のビデオを観るシーンでの“父親が131人の武士の首をはねて殺した”というナレーション。131というのは、線虫の発生過程でプログラム細胞死を起こす細胞の数と同じ。タランティーノのことだから、そこまで調べ上げてこの数を使ったとしてもおかしくない気がした・・なんて、考え過ぎかな。 ■
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by maplefly
| 2006-10-22 23:36
| 映画
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