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2007年 06月 14日
ということらしい。アルバートアインシュタインのNick Bakerたちが今日のCellに報告。
Li W, Baker NE Engulfment is required for cell competition Cell. 2007 Jun 15; 129(6): 1215-25. Minute/+細胞がcell competitionによって除去されるには細胞死が必須であるということはすでに知られているが、その細胞死を誘導するためには隣接する+/+細胞の貪食能が必要である、というのが彼らの主張。 彼らはまず、cell competitionを受けて死につつあるM/+細胞が隣の+/+細胞に貪食されているらしいということを見つけた。そこでこの+/+細胞に貪食ができなくなると予想される変異(draper (ced-1 homolog)、psr (phosphatidylserine receptor)、mbc (ced-5 homolog)、あるいはrac1 (ced-10 homolog))を導入したところ、M/+細胞の細胞死もcell competitionも起こらなくなった。これらの変異をもつ細胞は+/+細胞によってout competeされない(つまり”弱い”細胞ではない)こと、また細胞膜上でWaspを活性化させることにより貪食能を亢進させた細胞は隣の+/+細胞を殺して貪食し始めたことから、貪食がcell competitionにおける細胞死に必須の役割を果たしているのだと結論づけている。 ・・突っ込みたい点はいっぱいあるのだけど、まぁ死んだM/+細胞がbasal extrusionとかではなくて隣接する+/+細胞によって速やかに食われて除去されるというのは確かにそうなんだろうなと思う。ただ、M/+細胞に対しての+/+細胞だけではなくて、super-competitorであるdMyc発現細胞に同様の変異を導入しても同じ結果になることを示してくれれば納得できるのだが。。 ともあれ、このデータが今出てくるなんて、さすがBaker恐るべしだ・・
by maplefly
| 2007-06-14 22:25
| 論文
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