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2006年 10月 07日
プロジェクトが一歩前進して気分よかった昨晩は、楽しみにしていたミシェル・ゴンドリーの「The Science of Sleep」を観に行ってきた。いや〜めっちゃよかった〜。
午後9時過ぎにラボを出て、高速を使っていつものシネコンに。開演5分前に館内に入った時には、なんと観客は僕一人。このまま誰も来ないでくれ〜と祈ったが、開演直前に2組入ってきてしまい、念願の“映画館貸し切り状態”にはならず。しかし、金曜の夜というゴールデンタイムにこんなんで経営は本当に大丈夫なのかと、すごく心配になってきた。 さて、ガエル・ガルシア・ベルナルとシャルロット・ゲンズブールというキャスティングも楽しみにしていた理由の一つだったが、この二人が本当によかった。メキシコからパリにやって来たガエル君が、アパートの隣の部屋に住むシャルロットに恋をするお話。ガエル君は現実と夢の区別がつかなくなり、それと同時に僕ら観客もゴンドリーの世界に引きずり込まれることになる。まるで、映画全体が夢の中のようだった。 二人が本当にほのぼのとしていて、すごくかわいい。ガエル君はフランス語が苦手という設定なので、二人はいつも訛りのある英語を使って会話することになるんだけど、そこがすごくいい。ゴンドリーのジョークのセンスも大好きで(下ネタも結構あったけど)、僕としてはこないだの「Little Miss Sunshine」よりも笑えたくらい。僕のツボに思い切りハマった、とても素晴らしい作品だった。ゴンドリー節が炸裂し過ぎなので、それが苦手な人にはちょっと疲れるかもしれないけど。 余談だけど、シャルロットの友達のゾーイ役を演じていたEmma de Caunes(エマ・ドゥ・コーヌ)という人、この映画で初めて知った。彼女が最初にスクリーンに現れた瞬間、フランスにはこんなに美しい女優さんがいたのか〜とめちゃくちゃ驚いた。実は「今晩はシャルロットを観に行こう」くらいの気持ちで行ってたんだけど、それからはもう僕の目はエマさんに釘付けになってしまった。出番があまり多くなくて残念だったけど。調べてみると主演している映画もあるようなので、何とかして手に入れたいと思った(すみません、いつもミーハーで…)。 (「The Science of Sleep」のオフィシャルサイト。ここでトレーラーもみられます。動くエマさんもみられます。DVDが出るのが待ち遠しい・・)
by maplefly
| 2006-10-07 15:02
| 映画
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