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2006年 06月 12日
ついにワールドカップが開幕。この一ヶ月は、少なくとも日中の実験計画はサッカーの予定表を見ながら立てなければならなそう…。ここはアメリカ、外国人以外はサッカーになんて全く興味無い。だから、試合は通常のTVプログラムで放映されるわけがない。どうやって観るか、それがずっと懸案事項だったのだが、(期待通り?)お隣のFNさんがESPN2に契約してくれて、観たい試合があればお邪魔させていただけることになった。本当に大感謝!
ということで、土曜日はハンブルクでのアルゼンチン対コートジボアール戦を観にFNさん宅へ。前半はコートジボアール意外と強いなぁという印象だったが、2—0で始まった後半はさすがに完全にアルゼンチンペース。しかし、アルゼンチンが主要選手を下げた後にコートジボアールの強さが復活し、最後は終始押しまくってなかなか面白かった。2—1という結果は、両者の実力からしてまぁしょうがないんだろう。 サッカー観戦の後は、そのまま2人で郊外に買い物へ。途中、お約束の激安DVDの中から掘り出し物探し。今回見つけた個人的な掘り出し物は、「セント・オブ・ウーマン」と「ペット・セメタリー」。特に「ペット・セメタリー」は、17年前(?!)に映画館で観て以来、たまに思い出してはすごく観たくなる映画の一つだった。ということで、FNさんを道連れに(?)中華料理をテイクアウトして今度は僕のアパートへ。ビールと一緒に晩飯を済ませた後、サントリー「響」をちびちびとやりながら2人で真面目に「ペット・セメタリー」を鑑賞。僕にとっては、ホラー映画に酒はつきものなのだ。 とはいっても、「ペット・セメタリー」は僕的にはホラーではない。まず第一に、恐くない。そして、この映画の良さは、スティーブン・キングらしい人間愛の表現にある(と思う)。スティーブン・キング原作の有名なホラーには、「キャリー」や「シャイニング」、「ミザリー」などがあるけれど、やっぱりデパルマやキューブリックの手にかかると別物の芸術になってしまう(それが凄いところではあるけど)。その点「ペット・セメタリー」は、キング自身が脚本も手掛けていて、作品全体に彼らしさが滲み出ている。 ペット・セメタリーの奥の墓地に埋めた死体は、凶暴化して蘇る。死んだ猫を埋めた時にこの事実を知った医師・ルイスは、自分の幼い息子ゲイジが不慮の死をとげた際、自分を抑えきれずに深夜これを実行してしまう。案の定凶暴化して復活したゲイジは、隣人のジャド、さらには母親(つまりルイスの妻)のレイチェルを次々と殺していく。ルイスもゲイジに殺されそうになるが、最後には注射によってゲイジを安楽死させることに成功する。もちろん、再度息子を死なせたルイスは、悲しみに打ちひしがれる。そして、殺された妻のレイチェルを担いで再びあの墓地へ。自宅に帰って待つルイスの所へ、ゾンビ化して蘇ったレイチェルが帰って来る。二人は抱き合うが、その後レイチェルは傍にあったナイフを手に取り・・ 画面が真っ暗になり、ルイスの叫び声とともに映画は終了。 ルイスがレイチェルを埋めに行くシーン、そして、半分腐ったような血だらけのレイチェルが帰ってきて二人で抱き合うシーン・・これらのシーンは、当時の僕には本当に衝撃的で、そして感動的だった。ルイスは、自分は殺されてもいいからもう一度レイチェルに会いたかったのだ。ラスト・シーンは本当に切ないが、これはある意味、ルイスにとってベストな選択だったわけである。17年経った今観ても、その感動は同じだった。 その後レイチェルがどうなるのかについては、考えてはダメ。終了後にいきなりポップな曲が流れ出すのは、その後のことを考えさせないという点では効果的だ。そう言えば、後にエドワード・ファーロング主演の「ペット・セメタリー2」が作られたけど、さすがにそちらは観る気にもならなかった。
by maplefly
| 2006-06-12 00:13
| 映画
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