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2006年 02月 28日
アメリカで年に一度開かれるショウジョウバエ研究の巨大な学会、Annual Drosophila Research Conference (通称Fly Meeting) のアブストラクトが今日オープンになった。一通りサーチしていたら、ちょっとドキッとする演題を見つけてしまった。うーん、彼らとコントクトをとるべきかどうか・・ボスが出張から帰ってきたら相談せねば。というか、彼は3月中にちゃんと帰ってきてくれるのだろうか。
一般の人にはハエを研究しているというだけでちょっとヤバい人だと勘違いされることもあるのかもしれないが、「フライ・ミーティング」という名前はさらにそれに輪をかけてしまっていると思う。例えば、留学にご同行されているようなお医者さんの奥様などにとっては、ちょっとオタク過ぎて理解し難いものかもしれない。実は去年くらいにそういう方とお話していて、「世界のハエ研究者が一堂に会して議論するんですよ」、という、冷静に考えたらめちゃくちゃ怪しい説明をしてしまった。もちろん、その方は嫌な顔一つせず、その後の僕のフォローの説明を大変興味深く聞いてくださったのだが。 そういえば去年Fly Meetingに向かう途中、空港からタクシーを乗り合いで拾ったのだが、そのタクシーの運ちゃんが「何か大きな会議でもあるのか?」と聞いてきた。すると、フロント・シートに乗っていたインド人らしき人が即座に、「生物・医学研究の国際会議があるんだ」と答えた。確かに、その方が話がややこしくならなくていいのかもしれない。まぁ、僕はハエの話を説明するのは嫌いではないんだけど。
by maplefly
| 2006-02-28 23:57
| 研究/日常
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