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2006年 12月 02日
金曜の夜11時過ぎ、お隣のFNさんとともにダウンタウンの映画館へレイト・ショーを観に行った。この日の特別上映は、スタンリー・キューブリックの「A Clockwork Orange(時計じかけのオレンジ)」。この作品、昔初めて観た時の衝撃がいろんな意味で強すぎて、ずっと“もう一度観てみたいけど観たくない”という変なジレンマに陥っていた。レンタル屋で手に取ろうとしても、体が勝手に拒否反応を起こすのだ(内容をご存知の方には分かるかと思いますが・笑)。しかし、今回なんとこの作品を劇場で観られるというチャンスが巡ってきたので、もちろん、満を持して観に行くことにした。
冒頭、あのテーマ音楽とアレックスの顔のアップが出てきた瞬間、わぁ出たぁ〜!という感じで一気に記憶がよみがえった。もうこれだけでノックアウト寸前。ほんとに、キューブリックの凄さをこれでもかというほど見せつけられる作品だと思う。とても他人には勧められないけど(笑)。途中、そそくさと映画館を出て行くカップルが何組かあった。そりゃそうだろう。あの映画、普通の女の子とデートするなら最も観てはいかん作品だと思う。 そう言えば、あのアレックスの独特のほっぺた、あれはまさに僕が以前から提唱している“ガイ・リッチー/スカーレット・ヨハンソンほっぺた”だということを、今回初めて認識した。あのほっぺにはなぜか惹かれるものがある。
by maplefly
| 2006-12-02 23:59
| 映画
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