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2006年 04月 08日
夕方にラボを出て、SKと共に映画館へ。来週末にラボを去るSKと観る映画は、もしかしたらこれが最後かもしれない。
観てきたのは「Inside Man」。スパイク・リー監督の犯罪サスペンスで、出演はクライヴ・オーエン、デンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスターなど。エンターテインメント系としては、久々にグッとくる素晴らしい映画だった。最初から最後まで、本当に文句なしに楽しめた。 クライヴ・オーエンは4人の仲間と共に銀行強盗の完全犯罪を計画する。理由は、「おれにはそれができる」から。ツナギの服にマスクを着用して銀行に現れた彼らは、銀行職員と客とを全員人質にとった後、彼らにも全く同様の格好をさせる。そして、その人質たちをいくつかのグループに分け、別々の部屋に封じ込める。彼らはマスクをしているため、人質同士でお互いの顔を認識するのも難しい。デンゼル・ワシントン率いる警官隊はクライヴ・オーエンと交渉を続けるが、最終的には予想通り強行手段に出ることになる。その瞬間、いきなり人質達が解放され、ツナギ姿にマスクを着けた人々が次々に表へと出てくる。全員がそこで取り押さえられるが、なんと銀行内はもぬけの殻。つまり、これら人質の中に犯人グループが混ざっていることになるのだ。不思議なことに、金は全く盗まれていなかった。そして、人質の中にはクライヴ・オーエンの姿はなかった・・ 映画の作りもとてもおもしろい。犯人と警察との交渉が続く中、これと並行して事件後の取り調べのシーンが随時挿入される。つまり、最終的に人質は全員解放されるが、同時に彼ら全員が容疑者になっていることが事前に観客に知らされるわけである。 クライヴ・オーエンは一体どうやって姿を消したのか?彼らは一体何を盗んだのか?犯人一味は一体どうなったのか?については、最後の最後に種明しされる。そして、その完全犯罪の仕組みが分かった時には、ちょっと唸らされた。「Inside Man」の意味するところも、映画終了後になんとなく理解できた。 映画の前半の非常に素晴らしいテンポは、本当に圧巻。完全にその世界に引きずり込まれる。銀行強盗というあまりにもクラシックなシチュエーションで、ここまで斬新な展開を作ったのには感心した。会話のあちこちにちりばめられた細かいギャグたちも、なかなかおもしろくてよかった(もちろん全部は理解できなかったけど)。ただ、ジョディ・フォスターのキャラの存在意義はちょっと理解できなかった。単なる客寄せかも。 この手の映画は最後のオチがきわめて難しくて、パーフェクトな映画を作ることなど不可能とさえ思っているのだが、そういう意味では「Inside Man」はかなりの出来だと思う。とにかく2時間楽しみたい、という人には超お薦め。
by maplefly
| 2006-04-08 02:32
| 映画
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