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2005年 12月 01日
一夜明けて、少しは落ち着いてきた。昨日は落胆して詳細を書く気力がなかったが、投稿していた論文がレビューから帰ってきたのだ。
渡米して一年半くらい経った頃、運よく仕事が一つおもしろくまとまった。某雑誌に投稿して、なんとかリバイスにひっかかった。要求はなかなか厳しかったのだが、5か月間かけてなんとかアドレスした。しかし、最も厳しかったレビューアーに大反対されて、結局リジェクトされてしまった。最初の投稿から、すでに8ヶ月が経っていた。その後、別の雑誌に投稿し直してレビューされている最中に、ほんの少しだけ僕たちの仕事に似た論文が別の雑誌に出た。僕はその論文にはすぐに気がついたが、内容は一見似ていたが完全に違っていたので、全く影響はないだろうと思っていた。しかし、それは甘かった。翌日エディターから連絡がきて、その論文によって僕たちの論文が即リジェクトされたことを知った。ボスがエディターに抗議したのだが、受け入れてはもらえなかった。気を取り直して別の雑誌に投稿したのだが、エディターの反応はやはり同じで、レビューにさえ回してもらえなかった。これはやばいと思い、知恵を絞ってカバーレターを作成し、別の雑誌に投稿した。カバーレターが功を奏してか、2週間ものエディター会議の末に今度はレビューアーに回った。その結果が昨日帰ってきたのである。 結果は言うまでもない。仕事自体は大変評価してくれているのだが、先の論文が出た以上はこれだけでは不満である、と言われたらもうどうしようもない。あんな論文がこれほどまでに多大な影響を与えるとは、予想もしていなかった。今回リジェクトされた雑誌はいわゆる一流誌と呼ばれる中の最後の砦だったので、ショックは一段と大きかった。もうこうなったら現実を受け入れて、早くどこかにきちんと載せておかないといけない。本当に痛いが、これも勉強だ。出張中のボスと共著者に対策のメールを送る。なんとか早く決着をつけて、世に出さねばならない。
by maplefly
| 2005-12-01 23:48
| 研究/日常
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